受験化学ワザップ集

質量モル濃度だけ、分母が溶媒であること注意。

・モル濃度：(溶質のモル濃度)/(溶液の体積)　[\(mol/L\)]
・質量モル濃度：(溶質のモル濃度)/(溶媒の質量)　[\(mol/Kg\)]
・質量パーセント濃度：(溶質の質量)/(溶液の質量)　[\(Kg/Kg\)]

会合平衡などにおいて、\(2X \rightarrow X_2\) の反応において、モル数が変わるという事実を忘れがち。 つまり、\(n\) molの \(X\) が全て反応したら \(\frac{n}{2}\) molの \(X_2\) になる。

一つの物質で、二か所ヨードホルム反応が起こることもある。

命名した人、かなり悪質。

・酸性塩：酸由来の \(H^+\) が残っている塩
・塩基性塩：塩基由来の \(OH^-\) が残っている塩
・正塩：上記で述べた \(H^+,OH^-\) が残っていない塩

それぞれ、黄緑色、青緑色。「緑色」で覚えていると詰む。

酸素の発生では触媒。

・酸素の発生1：\(H_2O_2 \rightarrow H_2O + \frac{1}{2}O_2\)　/　触媒　　　　　(ちなみに反応速度は \([H_2O_2]\) の1乗比例。)
・酸素の発生2：\(KClO_3 \rightarrow KCl + \frac{3}{2}O_2\)　/　触媒　　　　　(ちなみに熱分解反応なので加熱が必要。)
・塩素の発生：\(4HCl + MnO_2 \rightarrow Cl_2 + MnCl_2 + 2H_2O\)　/　触媒でない

発光する。

蒸気圧曲線などの線をまたぐときに蒸発熱などの熱が発生することと、超臨界流体の存在、水の融解曲線の傾き。

実在気体は、分子の大きさと分子間力を考慮している。それによって、高圧(=圧縮されて分子の大きさの影響が大きくなった時)と、低温(=熱運動が活発でないため、分子間力の影響が大きい時)に誤差が大きくなる。

\(Br,Hg\)

(1) フマル酸(分子間での水素結合数が多い。マレイン酸は分子内で水素結合を形成してしまう。もったいない。)
(2) マレイン酸(様々な要因があるが、マレイン酸は極性分子であることが大きい。)

ギ酸

酸性アミノ酸。

けん化はナトリウム塩によって保護することで、逆反応を起こりにくくしているが、加水分解は逆反応も起こる。

ヘミアセタール構造を持つから。

環状ケトンだから。

アセトアルデヒド。

2,4,6-トリブロモフェノール、白色。

スクロースを分解してできた、フルクトースとグルコースが1:1で混ざった物質のこと。

それぞれ白色、青色。

\(Fe,Ni,Al,Cr,Co\)

\(H_2\)

\(Na\) は爆発する。危険。\(Mg\) は熱水と反応する。

\(56.5\)KJ

2,3

\(Al(OH)_3\)

\(Ag_2O,Hg_2O\)

\(H_2SO_4\) の水への溶解熱が大きいため、\(HNO_3\) に \(H_2SO_4\) を入れる。

氷の融解熱、塩化ナトリウムの水への溶解熱、硝酸アンモニウムの水への溶解熱。

\(R-COH + 3OH^- + 2[Ag(NH_3)_2]^+ \rightarrow R-COO^- + 2H_2O + 2Ag +4NH_3\)

\(R-COH + 5OH^- + 2Cu^{2+} \rightarrow R-COO^- + 3H_2O + Cu_2O\)

フェノール樹脂、難燃性、絶縁性。

軟化点

両性元素であることを利用しての不純物の分離と、融解塩電解の二段階で行われる。

step1.ボーキサイト(\(Al_2O_3\)) が濃 \(NaOH\) 水溶液宙で錯イオンを作ることを利用して、不純物を沈殿させ取り除き、その後大量の水を加え錯イオン状態を解除して \(Al(OH)_3\) を得る。これを熱分解して純度の高い \(Al_2O_3\) (アルミナ)を得る。
step2.アルミナを氷晶石を用いて融解塩電解する。

フラーレンは電気を通さず、ダイヤモンドは熱を伝える。

水

\(SiO_2\)(石英)

\(SiO_2\) を\(NaOH \ or \ Na_2CO_3\) で中和する。(二酸化炭素の中和的な反応と同じように、便宜上水を加えて反応式を考える。)

\(SiO_2 + 2NaOH \rightarrow Na_2SiO_3 + H_2O\)

その後、塩酸を加え、弱酸遊離を起こして、\(H_2SiO_3\) (ケイ酸)を作り、脱水してシリカゲル。

酸性乾燥剤、塩基性乾燥剤、中性乾燥剤に分けて覚える。

・\(H_2SO_4\)：塩基性の気体 (\(NH_3\)) と \(H_2S\) ←(酸化還元反応が起きるため)
・\(P_4O_10\)；塩基性の気体 (\(NH_3\))
・\(CaCl_2\)：\(NH_3\) ←(\(CaCl_2・8NH_3\)をつくるため。)
・\(CaO\)：酸性の気体
・\(CaO+NaOH\) (ソーダ石灰)：酸性の気体

発光する

乳化作用、界面活性作用

硬化油は人工的に水素を付加して固化したものであり、乾性油は自然に酸化して固化したもの。

黄色。フェノール性\(-OH\) を持つが、塩化鉄(Ⅲ)で呈色しない。

レーヨン、アセテート。

銅アンモニアレーヨン、ビスコースレーヨン。それぞれ、セルロースにシュヴァイツァー試薬を、ビスコースを加えることでできる。

+1

個体、液体、個体

ニトロベンゼン、水、ベンゼン

石油中保存

グリプタル酸樹脂(アルキド樹脂)

エステル

生石灰(\(CaO\))、消石灰(\(Ca(OH)_2\))、石灰水(\(Ca(OH)_2\))、石灰石(\(CaCO_3\))、ソーダ石灰(\(CaO+NaOH\))

すべてノボラック。

高温高圧

環が3つ、4つのときは不安定で、常温常圧で付加反応が起きる。環が5つのときは安定なので紫外線などが必要。

アルミニウム。

酸素原子数が多いほど強い酸。

電気伝導性を示すようになる。

\(2Cu+CO_2+H_2O+O_2 \rightarrow Cu(OH)_2・CuCO_3\)

亜硝酸アンモニウムの熱分解、液体空気の分留

ビニルアセチレン

末端の三重結合でないと反応しない。

\(R-COCH_3 + 4NaOH + 3I_2 \rightarrow R-COONa + 3H_2O + 3NaI + CHI_3\)

電気伝導性を示す液。

電解精錬の際に、精製しようとする金属よりもイオン化傾向が小さい金属が沈殿したもの。

塩が酸性や塩基性を示すから。

\(SiO_2 + 6HF \rightarrow H_2SiF_6 + 2H_2O\)

(1)氷、ナフタレン、ヨウ素、ドライアイス。(2)昇華する。(3)電気を通さない。(4)融点が低く、やわらかい。

(1)大きくなる。(2)低くなる。

\(S_8,S_8,S_X\)、環状、環状、直鎖状

キレート錯体を形成するから。

テクネチウム。

3～11族の元素。

いいえ。

\(CaCO_3 + CO_2 + H_2O \rightarrow Ca(HCO_3)_2\)

気体は温度を下げると、個体は温度を上げると大きくなる。

はい。

はい。

例えば、\(KCl,NaNO_3\) を溶かしたときに、\(KNO_3\) や \(NaCl\) も析出しうるということ。

最近接原子数

還元されて \(Fe^{2+}\) になる。

AgF　/　AgF,AgCl,AgI

オゾン

過塩素酸

加える水の温度など。

ろ紙の穴、コロイド粒子、半透膜の穴

\(Al_2O_3\) にそれぞれ \(Cr^{3+}\) と \(Ti^{4+}\) を加えたもの。

緑白色、赤褐色。

\(O>Si>Al>Fe>Ca>...\)

\(O>C>H>N>Ca>...\)

劣化する。

綿火薬。

\(1\) molあたりの質量。\(C\) を \(12\) としたときの相対質量。

ポリ乳酸